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群馬県下水道総合事務所

県下水道総合が伊勢崎幹線の推進工を年明けに

2022/10/29 群馬建設新聞

県下水道総合事務所は伊勢崎幹線第9-3工区について、2023年1月ごろ、下水道築造工事を条件付き一般競争入札で公告する。施工箇所は東毛広域幹線道路沿いの伊勢崎市中町地内の延長360m。泥濃式推進工により、φ900㎜のRC管を敷設する内容となっている。

東毛流域下水道佐波処理区の伊勢崎幹線は、伊勢崎市の平塚水質浄化センターへ流れる管路。下流側から段階的な整備を進めており、22年度は9工区で2件の工事を計画した。このうち、9-2工区を総合評価の条件付き一般競争入札で発注、栗原工務店(伊勢崎市)・日正重機建設(伊勢崎市)JVが7億2000万円で落札した。

今回発注となる9-3工区は、山王町の9-2工区終点部から西へ向かって推進。今井町北交差点の手前までの延長360mが施工区間となっている。設計はサンコーコンサルタント(東京都江東区)が担当した。フレックス工期の対象案件となっている。

これまでの伊勢崎幹線の管渠築造工事はいずれも2者JVの案件となっている。同様の工法でφ1000㎜を428m分施工した6-3工区は、伊勢崎・太田・桐生・館林土木事務所管内の施工実績を有する業者を対象とした。条件は土木970点以上。総合評価落札方式を採用している。

伊勢崎幹線の整備について、両工事完了後の残延長は約1500mとなる。このうち、国道354号の韮塚町交差点から北へ向かい、終点の連取町十字路までの約1055mを対象とする9-5、9-6工区について、実施設計を委託した。業務はサンコーコンサルタントが担当。同区間も推進工法で管径は800㎜を想定している。

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