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群馬県桐生土木事務所

県桐生土木事務所はみどり市で災害復旧工へ

2022/11/01 群馬建設新聞

県桐生土木事務所はみどり市大間々町小平で、8月27日に大雨により発生した土砂災害に対して緊急的な砂防工事を計画している。10月13日に災害関連緊急砂防事業として国から事業採択されたために、事業着手となる。砂防堰堤1基の築造に向けて、月内に指名競争入札で設計業務を委託する予定。工事は設計完了後、早急に進めたい考えで、堰堤工および工事用道路工、渓流保全工などを一括して、3月ごろの一般競争入札公告が見込まれる。

委託する設計業務は地質調査業務、用地測量、詳細設計業務が内容となる。2月ごろまでの完了を予定する。

県道小平塩原線と人家1戸が保全対象。施工箇所は一級河川小平川に流入する渓流東次石沢に土砂が堆積しており、流木なども流出している状況。

工事は工事用道路を設置してから、堆積した土砂撤去を行った後に堰堤工に着手するながれ。今後の地質調査・詳細設計により施設規模は変化するが、概略設計の段階では、堰堤の規模は堤高(有効高)約8m、堤長約40m、コンクリートボリューム約2000<pSG:8023>〈001a〉<pSG:>程度を見込んでいる。また、堰堤下流部に約50mの渓流保全工も整備する予定。

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