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国土交通省新潟国道事務所

除雪出動式で決意新たに

2022/11/05 新潟建設新聞

 北陸地方整備局新潟国道事務所は1日、新潟西除雪ステーションで除雪車の出動式を開き、今冬の除雪体制をスタートさせた。同事務所では中心市街地から県境部まで管理国道5路線の車道236・9㎞および歩道125カ所、延長115㎞の除雪を担う。今冬から12月4日に一部供用を開始する阿賀野バイパス約5㎞が延長されている。管内を4工区に分けて新潟工区をNIPPO、黒崎工区は加賀田組、水原工区を丸運建設、新発田工区は東亜道路工業―がそれぞれ担当する。

 出動式では、木山小学校4年生から「毎年、除雪をありがとうございます。学校に行くのに助かっています」との応援メッセージとともに、請負事業者にゴールドキーが手渡された。

 請負事業者を代表し、黒埼工区の除雪を担当する加賀田組の現場代理人の長谷部達也氏が「除雪業者の腕を発揮する季節がやってきた。雪のトップランナーとして地域経済の大動脈である直轄国道の機能を確保することを第一に除雪作業に努める。道路をより快適に維持できるよう道路管理者、除雪業者、地域住民で協力し合い、事故や怪我の無いよう万全を期して作業にまい進することを誓う」と決意を表明。新潟国道事務所の松平信治事務所長は「新潟県内に雪の便りが届く季節となった。昨年度の累計降雪深は過去10年平均を上回った。大きな災害無かったのは、昼夜を問わない除雪作業の賜物。管内の道路は、通学、通勤、経済活動に重要な路線である。雪が降っても地域の皆さんが安全・安心な交通を確保する使命がある。無事、全員が笑顔で春を迎えることを祈念する」とした。

【写真=除雪請負者にゴールドキー贈呈】

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