サッカー日本代表のフィリップ・トルシエ監督が十九日、浦和市で建設が進められている(仮称)県営サッカースタジアムの現地視察を行った。
トルシエ監督は斎賀副知事と小林スタジアム建設局長の案内でスタジアムの内部、ピッチおよびスタジアムの概要について説明を受けた。ピッチには、しゃがみこんで手で感触を確かめるなど真剣そのもの。スタジアムの感想を訪ねられると、トルシエ監督は「観客席とグラウンドの距離が近く盛り上がる。環境、治水などさまざまな面を考慮し画期的な施設」と感心していた。
その後、知事公館に移動し、土屋県知事が出迎えた。ここでもトルシエ監督は「このすばらしい施設で代表のゲームをやりたい」と語り、知事を喜ばせた。