軽量鉄骨ゼネコンのナガワ(髙橋修社長、本社・東京)は、三条市に新たな展示場を整備する。整備地は上須頃237地内。国道8号沿いで、ヤマダデンキテックランド三条店と吉野屋の間に位置する。造成・設計・施工を小柳建設が一括で受注した。
名称は「スマイルステーション燕三条」。スーパーハウス(ユニット)から、より大規模で機能性が高い軽量鉄骨造のモジュール建築・システム建築まで、幅広く扱う。敷地面積は1189㎡。事務所は50・34㎡、S造平屋建て。工期は2023年2月末まで、3月中のオープンを目指す。
需要拡大に伴い増強するもの。同社は、県内で新潟・長岡・上越に拠点を持ち、4店舗目となる。これまで県央地域は主に長岡営業所で補完していた。現場事務所の感染症対策や、工場、企業、医療機関などからの問い合わせが増加している。
7日、現地で地鎮祭を開催し、関係者が安全を祈願した。神事では、鎌入れをナガワの渡辺洋一関東第二ブロック長、鍬入れを髙橋修社長、鋤入れを小柳建設の小柳卓蔵社長がそれぞれ執り行った。
髙橋社長は、ニーズに沿ったより良い提案をしたいとし「軽量鉄骨のテーマパークを目指す」と宣誓した。
なお、同社の県内最大規模の拠点・新潟センターは、新潟競馬場近くの競馬厩舎跡地5・7万㎡を取得し、ことし7月に稼働を開始している。
【写真=渡辺関東第二ブロック長、髙橋社長、小柳社長、関係者が記念撮影】