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群馬県財産有効活用課

県財活課 自然史博物館の屋根改修 11月下旬工事見込む

2022/11/15 群馬建設新聞

県財産有効活用課は自然史博物館(富岡市上黒岩1674―1)の屋根について、改修工事を予定している。工事発注は一般競争入札を見込んでおり、11月下旬から12月上旬ごろに公告を行う。

同施設は1996年に竣工したRC造地上2階地下1階建て、延べ床面積1万2122・38㎡の規模。屋根および防水層の経年劣化に伴い雨漏りが多くなってきたことから、改修工事を行い長寿命化を図るもの。

工事では、常設展示室の屋根を改修する。約2700㎡を対象に、嵌合式平滑葺き屋根をカバー工法で更新する。工期は2023年3月末を予定しているものの期間内に工事完了は困難なため、繰り越しで工事を継続する予定。設計は石井アーキテクトパートナーズ(高崎市)が担当した。

同施設は、県内の自然史を中心に資料や写真などが展示されている。1978年に旧群馬県立博物館を改修し、県立自然科学資料館として開館。96年には自然科学資料館を廃止し、同年に資料を引き継ぐ形で自然史博物館が発足している。

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