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埼玉県春日部市

春日部市が北春日部駅周辺地区土地区画整理事業の組合設立を認可

2022/11/15 埼玉建設新聞

 春日部市は11日、北春日部駅周辺地区土地区画整理事業の本組合設立を認可した。東武鉄道北春日部駅西側へ位置する約40・5haを対象に、駅へ近い立地特性を生かした再整備を行う計画だ。総事業費は104億円を投じる見込み。施行期間を2032年3月31日までと予定している。

 市の都市計画マスタープランに基づき、低層の戸建て住宅向けの土地開発を基本とする再整備を行う。そのほか、駅西口南栄町線沿道へ地域拠点となる生活利便施設の導入を目指す考え。区画整理後の予定戸数は1000戸、予定人口については3000人を目標に据える。

 道路整備に関しては南栄町線に加えて、都市計画道路3・4・32号梅田内牧線や区画道路などを築造する。そのほか街区公園計4カ所、雨水流出抑制施設(調整池)なども整備する見通しだ。

 資金計画によると、総事業費の内訳が▽公共施設築造関係(道路・公園・緑地など)=50億6100万円▽電柱・上水道移設=3400万円▽調整費12億6000万円▽工事雑費2億4600万円▽調査設計費7億9000万円――となる。

 準備会時点では、事業協力者として積水化学工業、清水建設らが参画している。

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