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丸高重量のCPP工法が関東地方発明顕彰

2022/11/16 新潟建設新聞

 丸高重量(高橋節夫代表取締役、新潟市江南区沢海)の先端翼付細径鋼管を用いた地盤改良工法(CPP工法)が、本年度の関東地方発明顕彰で新潟県知事賞を受賞した。

 同工法は、小規模建築物向けの地盤補強工法で、従来の鋼管坑工法よりも直径の細い鋼管を使用するため、材料費が安価で、施工の負担も軽減する。供用期間終了後の杭体撤去も容易で土地の再利用がしやすいことが特徴。また、セメントを使った改良工事と比べて材料ベースで二酸化炭素排出量を70~90%削減する。

 11月までに日本全国で約8000件の施工実績があり、同社では、今後も積極的に展開していく方針だ。

 公益社団法人発明協会が選定する地方発明顕彰は、地方における発明の奨励、育成および科学技術の向上と地域産業の振興に寄与することを目的に、全国を8地方に分けて各地での優秀な発明・考案・意匠を完成した者などの功績をたたえて表彰している。

【写真=CPP工法施工機】

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