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国土交通省高崎河川国道事務所

日本シビックに特定/1号・2号トンネルプロポ/綾戸バイパス

2005/12/27 群馬建設新聞

 子持村綾戸地区の一般国道17号綾戸バイパスで、計画区間に築造する2か所のトンネル予備設計をプロポーザルにより選定をしていた国土交通省高崎河川国道事務所は、日本シビックコンサルタント(東京都荒川区西日暮里2-26-2電話03-5604-7500)を特定し22日、同社と随意契約した。請負金額は2450万円。今年度は同区間に架設する2橋の予備設計も進めており、長大(東京都)が作成している。

 一般国道17号綾戸地区はカーブが多く見通しも悪いうえ、落石の危険も考えられることから、交通の安全を確保するために子持村上白井~沼田市岩本町までの約2・3kmが同バイパスとして計画された。平成4年から検討を続けており、平成8年度には緊急に防災対策が必要な現国道17号のL約1・7kmについて、法面防災対策を実施している。

 バイパス区間にはトンネル2か所、橋梁2橋を設置する計画。子持村側の1号トンネルはL628m、沼田市側の2号トンネルはL555m、橋梁は子持村側の1号橋が190m、沼田市側の2号橋が260mを見込んでおり、それぞれプロポーザルにより予備設計を発注した。

 これまでに猛禽類等の現況調査をアジア航測(東京都新宿区新宿4-2-18電話03-5379-2151)が16年度に担当。なお、同バイパスの検討業務及び構造物以外の道路詳細設計を道路建設コンサルタント(千葉市美浜区中瀬2-6電話043-350-5670)が担当し、地質調査は中央開発(東京都新宿区西早稲田3-13-5電話03-3208-3111)が、現況調査業務は八千代エンジニヤリング(埼玉県さいたま市浦和区元町2-1-3電話048-887-1090)がそれぞれ担当している。



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