県は、都市計画道路「浦和野田線」の元荒川工区約1・3㎞の事業認可を18日付で国土交通省から取得した。12月にも用地測量に着手し、2023年度以降、用地補償額を算定するための土地評価・物件調査などを進める。
同工区は、国道4号から県道大野島越谷線までの延長1333m。元荒川の左岸堤防沿いを通過するルートとなる。標準の幅員は25m(最大43m)。4車線の車道の両側に歩道を整える。
元荒川上に架かる越谷市の出津橋は、浦和野田線の整備に合わせ市が架け替えを行う。路線西側には本線となる新橋を元荒川上に架設する。
早ければ24年ごろから用地補償の契約を順次結び、土地がまとまった箇所から工事発注する。