高崎市（富岡賢治市長）は22日、12月補正予算案を示した。問屋町公園へ雨水貯留施設を整備するため、用排水路整備事業雨水対策工事費へ１億８５２５万円を計上。水耕栽培施設等建設工事費に１億９０００万円を追加している。堤ヶ岡飛行場跡地地区まちづくり基本調査委託料については１６２０万円を盛り込んだほか、２０２３～24年度を期間とする債務負担行為に限度額３７８０万円を設定。総額５４００万円で基本調査を進める。

雨水貯留施設は、問屋町運動公園（問屋町４－４－１ほか）の敷地に新設する児童相談所の駐車スペース地下に整備。雨水貯留施設の貯水量は２９００立方ｍ。22年度に約１３００立方ｍ分の工事を実施、残る約１６００立方ｍ分は23年度以降に行う。

倉渕町川浦地内で行う水耕栽培施設等建設工事は、メロンの水耕栽培用ビニールハウス３棟の整備を実施する。１棟当たりの規模は約３３０㎡。

堤ヶ岡飛行場跡地地区まちづくり基本調査は棟高町、引間町、塚田町、菅谷町、稲荷台町に広がる区域で行う。将来の開発に向けた予備調査や整備構想を作成する。

高崎市民ゴルフ場（阿久津町１９０９－１）跡地に計画する（仮称）高崎市民スポーツパーク整備工事では、園路などを含めた基盤整備を行う。

このほか◇道路新設改良舗装工事費７２５０万円◇住宅管理費各所整備工事費６０００万円◇小学校プール復旧工事費２３００万円◇高等学校防球ネット設置工事費２５０万円－を計上した。

一般会計に36億６７２９万１０００円を追加し、総額を１７７６億６７８３万７０００円とした。