水海道市と結城郡石下町は、来月1日に合併して誕生する常総市の主要事業として(仮)鬼怒川ふれあい道路の整備を計画している。都市計画決定路線として鬼怒川西部を南北に走る延長約3・7kmの道路を新設するもの。総事業費は約33億円を見込んでおり、このうち合併特例債を合併後10年間の計画年度内で32億円充てる見通しとなっている。
都市計画決定路線の(仮)鬼怒川ふれあい道路は、来月1日に水海道市と結城郡石下町の合併で誕生する常総市の新市建設計画の主要事業の中に盛り込まれている。
同線は、坂手工業団地付近から内守谷工業団地付近までを結ぶ道路として整備を進めていく計画となっている。国道294号と平行して市内を南北に走り、通勤時の渋滞の緩和など利便性の向上を図っていく。
道路延長は約3・7km、道路幅員が約25mの規模となる。両側には、歩道を設置する計画だ。
工事計画としては、18年度から用地買収や測量に着手する方針で、早ければ21年度からの着工をみている。
総事業費については約33億円を見込んでいる。このうち、9割にあたる約32億円について合併特例債を充てる見通しだ。
(仮)鬼怒川ふれあい道路の整備は、将来的構想として南は守谷市まで抜ける道路として計画をしている。
今後、県とも具体的な事業計画などについて協議を進め、合併後10年間の計画年度内の完成を目指していく。