社会福祉法人健仁会(千葉県鴨川市)は、特別養護老人ホーム「千の風・河内」(河内町)の新築に向けて、施工業者を(株)フジタに決めた。同社の落札額は税抜き8億660万円。ショートステイを含む定員80名のRC造2階建て延べ約4500㎡の施設を建設する予定で、(株)福祉開発研究所(東京都千代田区神田神保町3-25)が設計を担当。19年1月の完成を目指す。
建設地は、近くに新利根川が流れており景色の良い稲敷郡河内町生板4627番地。周辺では町の施工により下水道工事が進められている。
福祉開発研究所の設計によると、施設規模はRC造2階建て延べ4488㎡。
定員が入所57名、ショートステイ23名の計80名で、最近の特別養護老人ホームに相応しい全室個室ユニットを採用。このほかデイサービスは20名を予定している。
建設に向けて今月16日に執行された入札で、施工者をフジタに正式決定。本格着工は年明けからを予定しており、19年1月までの約1年間で工事を進めていく。
健仁会は、医療法人社団が母体の社会福祉法人で、千葉県に船橋北病院や手賀沼病院、特別養護老人ホームの「千の風・清澄」を設立。県内では、つくば健仁会として豊里病院を運営している。