記事

事業者
その他記事(公共)

「基幹病院へ命つなぐ道」三条北BP一部開通

2022/12/15 新潟建設新聞

 一般国道403号三条北バイパスの加茂市から三条市に至る1560m区間が10日、開通した。

 開通式典には国定勇人衆議院議員が駆け付け「県央基幹病院を基軸とし、延伸、さらには石上大橋下流橋の新設など、全て等しく命を救うために力を尽くす」と誓った。滝沢亮三条市長は関係各位に改めて謝意を述べ「県央基幹病院に至る命の道。現在改良工事が続く三条塚野目代官島線までの早期開通と、周辺アクセス道の整備についても相互のご協力をお願いしたい」と述べた。藤田明美加茂市長は新型感染症の濃厚接触者となったため、五十嵐裕幸副市長が開通に寄せる思いを代読した。土地提供者、発注者、施工者など関係者約80人が参列。その後現地へ移動し、開通を記念しテープカットを行い、通り初めとなった。

 供用開始区間は第3工区で、加茂市道下条矢立境線から三条市道新田川線まで。区間の事業費は約50億円。主な構造物として新下条川大橋、新吉津橋がある。全体事業費は約210億円。田上町羽生田から三条市塚野目までの計画延長8320m、計画幅員6・5(13・0)m、車道3・25m×2車線+歩道3・50m。構造規格3種2級(60㎞/h)。残事業区間は3180mとなっている。

【写真=通り初めを前に関係者がテープカット】

記事資料

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら