記事

事業者
国土交通省利根川水系砂防事務所,その他記事(公共)

利根川水系砂防事務所は内手川砂防堰堤工事へ

2022/12/17 群馬建設新聞

国土交通省利根川水系砂防事務所は、内手川での第1砂防堰堤(高崎市倉渕町川浦地内)で砂防の工事に着手する。1月~3月中に一般競争入札で公告する予定で、工事発注規模は1億円から2億円となる。工期は約9カ月を見込む。設計は日本工営(東京都千代田区)が担当した。

同堰堤は副堰堤のない透過型鋼製堰堤。堤長は61m、高7・5m。鋼製スリットはJ-スリットで、約14t。コンクリートボリュームは工事全体で1600立方m規模となる。

このほか鋼製のカゴ枠をL2m×W1m×H5mで4段積む。また、護岸ブロック工として0・5tを現地の地形にあわせて並べていくとしている。

同堰堤の建設は2カ年で完了となる予定。現在1期工事で実施する範囲を概算中で、2期工事にどのように繋ぐかシミュレーションを行っている。

なお、工事用道路は2021年度からの繰越で飯塚組(吉岡町)が着手しており、年度内で完了する予定。内容は◇掘削工=約4000立方m◇盛土工=約4000立方m◇地盤改良工=約1300立方m◇植生工=約4000㎡◇舗装工=約2300㎡◇防護柵工=約300m◇補強土壁工=470㎡◇排水構造物工一式-となっている。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら