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国土交通省高崎河川国道事務所

上武道路で5工事発注 赤城跨道橋の上部工を 早期の一般競争へ

2022/12/22 群馬建設新聞

国土交通省高崎河川国道事務所は2022年度、国道17号上武道路の4車線化工事ついて、赤城跨道橋と観音川橋、竜の口川橋の上部工および前橋市富田地区、前橋市荒口地区、前橋市今井地区の舗装工事を発注する。観音川橋と竜の口川橋の上部工は一括、このほかの工事についてはそれぞれ一般競争入札で受注企業を選定。5工事いずれも早期の公告へ準備を進める。

上武道路は太田市武蔵島町から前橋市今井町地内の今井町交差点までの21・5㎞区間と前橋市鳥取町地内の鳥取交差点から埼玉県方面へ向かった5・1㎞区間の合計26・6㎞区間については4車線化工事が完了している。4車線化工事が完了していない2車線区間は対面通行しており、4車線化工事では下り線側に新たに幅員7mの車両が通行するスペースや幅員1・75mの中央分離帯、幅員1・25mの路側を整備する。

前橋市上細井町地先の主要地方道前橋赤城線との交差部に架設する赤城跨道橋は橋長35・7m、幅員7mの単径間鋼単純非合成鈑桁橋となり、鋼重は67t。トラッククレーンでの架設を想定している。4個の支承工や約2200本の現場継ぎ手工なども行う。工事発注規模は3億円~4億5000万円未満を予定。

観音川橋と竜の口川橋は上武上細井交差点と上武青柳交差点に挟まれた上細井町地先に整備する。2橋ともトラッククレーン架設を想定。工事発注規模は1億円~2億円未満を見込む。

観音川を渡河する観音川橋は橋長22・8m、幅員7m、単径間プレテンション方式PC単純T桁橋。18個のゴム支承工や16組の変位制限装置設置工なども行う。

竜の口川橋は竜の口川を跨ぐ橋長16・4m、幅員7mの単径間プレテンション方式PC単純床版橋となる。2個のゴム支承工や24組の変位制限装置設置工なども実施する。

3件の舗装工事は、国道50号との今井町交差点から主要地方道藤岡大胡線との交差部までの区間内で行う。3件いずれも工事発注規模は8000万円~1億2000万円未満を予定している。

富田地区の舗装はその2工事として、延長420m区間を対象に3400㎡のアスファルト舗装工や300㎜×300~400㎜の管渠型側溝工を260m実施する。このほか、延長310mのガードレール設置工など行う。

荒口地区舗装工事は460m区間で3700㎡のアスファルト舗装工や300㎜×300㎜の管渠型側溝工を延長290m施工するほか、延長280mのガードレール設置工などを実施する。

今井地区での舗装工事については、その2工事として340m区間を対象に3000㎡のアスファルト舗装工や、3000㎡のアスファルト舗装工、300㎜×300~400㎜の管渠型側溝工のほか、延長340mのガードレール設置工などを施工する。

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