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県産業労働部・圏央鶴ヶ島IC東側用地優先交渉権者4社決定

2022/12/28 埼玉建設新聞

 県産業労働部は、鶴ヶ島市太田ケ谷地内の圏央鶴ヶ島インターチェンジ(IC)東側地区産業用地10・1万㎡の優先交渉権者を決定した。4社から応募があり、外部有識者などで構成する選定委員会での提案事業の審査を経て、決定したもの。

 AI・IoT・ロボットといった先進技術活用などの「先端性・成長性」や投資額・持続可能なまちづくりの推進につながる取り組みといった「地域への貢献」などの観点から審査し、各区画の優先交渉事業者を決めた。今後、各事業者と交渉を進め、敷地面積2万㎡以上の土地売買契約については議会での議決が必要で、議決後に本契約を締結する。代金納付後、引き渡しとなる。

 優先交渉権者と提案概要などは次のとおり(▽区画(面積)=①事象者名(所在地)②事業内容③提案概要――の順)

 ▽B-1区画(3・6万㎡)=①鈴茂器工(練馬区)②寿司・盛付けロボットなどの米飯加工機械の製造・販売など③食産業に向けた自動化・省人化支援を行うための機器やシステムの製造開発拠点

 ▽B-2区画(1・4万㎡)=①太陽インキ製造(嵐山町)②プリント配線板用絶縁材(塗料・フィルム)などの製造販売③半導体パッケージ用絶縁フィルムなどの研究開発、量産化のための生産技術センター

 ▽B-3区画(1・6万㎡)=①日本凍結乾燥研究所(文京区)②体外診断用医薬品、BCGワクチン接種用管針製造販売③作業の自動化を取り入れた体外診断用医薬品の製造開発拠点

 ▽C区画(3・5万㎡)=①日本光電工業(新宿区)②医用電子機器の開発・製造・販売③センサ類などの消耗品製造および自動化生産技術の研究開発

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