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新潟県燕市

小池・水道町保育園の民営化で浄勝会を選定

2022/12/29 新潟建設新聞


 燕市は小池保育園と水道町保育園の民営化で、整備運営事業者に社会福祉法人浄勝会(海野知現理事長、出雲崎町)を選定した。県内で保育園やこども園を運営する4法人から応募があった。

 同法人は二次審査(公開プレゼンテーション)の総得点680点中569点だった。

 両園ともそれぞれ土地を拡張し既存施設を建て替える。新園舎には0歳児の保育スペースを新たに設ける。 

 2024年4月の民営化による開園、その後3年をめどに新園舎の整備完了を目指す。建設に当たり、市の入札代行の有無については、今後協議の上でその可能性もあるとした。

 小池保育園は、RC造平屋建て、床面積891・33㎡、敷地面積は2827㎡、拡張後は6005㎡。1989年の建設。2021年3月時点の園児数は81人。所在地は、小池1626地内。

 水道町保育園は、RC造2階建て、延べ床面積740・77㎡。現況の敷地面積は2195㎡、拡張後は3099㎡と、離れた場所に駐車スペースとして867㎡を取得。建設は1979年、85年に増築している。2021年3月時点の園児数は80人。所在地は水道町3-22-3地内。


つぼみ保育園

見通し立たず


 また、同じく民営化を進めてきたつぼみ保育園については、20年度に整備運営事業者の公募を行ったものの、園敷地内に所有権移転登記が未了の土地があることが分かり選定を一時中断。現在、所有権移転登記の訴訟が進行中で、今後の見通しは立っていない。

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