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日高市・旭ケ丘松の台地区、計3期で区画整理

2023/01/11 埼玉建設新聞

9月の組合設立目指す


 日高市は、「旭ケ丘松の台」地区の約35haを対象にした土地区画整理事業(組合施行)の環境影響評価準備書を明らかにした。計3期に分けて造成工事などを施工する計画で、計画地の南側を1期工事の区間に設定している。23年度にも着工する

 市の見通しでは、県の都市計画決定後、9月にも本組合の設立を市が認可する。業務代行予定者はロッテファイナンシャルと大成建設。

 計画地は、圏央道の圏央鶴ヶ島インターチェンジ(IC)より南西約3㎞に位置した旭ケ丘地内の35・1ha。区域内には高萩北小学校と日高高校があり、両校周辺を産業、居住、文教の各ゾーンに分類して開発・分譲する。周辺の土地造成に合わせ、学校の一部校庭なども改築する。

 造成の1期工事を23年度後半から24年度前半まで行う。主に計画区域の南側について準備工、整地土工、調整池工、公園工(貯留施設含む)などを実施する考え。次の2期工事は、24年度後半から25年度前半まで。区域中央部から北側における宅地完成などを目指す。残りの3期は25年度中に終える。

 産業ゾーンのうち、計画地北側を中心としたA地区は製造業系、ほかB・Cの2地区では流通系の企業誘致を狙う。

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