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群馬県前橋市

前橋市が広瀬川河畔緑地整備で年度内に2工事

2023/01/14 群馬建設新聞

前橋市は広瀬川河畔緑地整備で、植栽工と公衆トイレ設置工の2件を発注する。現在、補助金関連の調整を進めており、まとまり次第、条件付き一般競争入札を公告する考え。年度内公告を目指しているが、補助金の状況によっては年度を跨ぐ可能性もある。現段階で事業化されているエリアは両工事で完了。2023年度以降に上流の交水堰エリアを事業化し、継続的に河畔緑地整備に取り組む。

現在、河畔緑地整備に取り組んでいるのは、諏訪橋の下流、千代田町5丁目の太陽の鐘エリア。既設の鑑賞池の撤去が完了しており、当該の土地に芝張工や中低木の植栽を施す。芝張の面積は約400㎡。

同エリア内に男女および多目的トイレを設置する。ユニット型のトイレの配置を予定しているが、詳しいレイアウトについては検討中となっている。

植栽工は造園、トイレ設置は建築一式で公告する。いずれも繰り越しで4ヶ月の工期を見込む。設計はオウギ工設(前橋市)がまとめた。

補助金の申請は完了しており、内示を待っている状況。早ければ2月にも公告となるが、内示の時期によっては、3~4月にずれ込む場合も想定されている。

河畔緑地整備は市アーバンデザインのモデルプロジェクトとして実施している。無電柱化および河畔緑地を整備し、にぎわいの創出をねらう。前橋文学館周辺エリアからスタートし、下流の太陽の鐘エリアを進行中。23年度以降は交水堰から国道17号までの交水堰エリアを事業化する方針。23年度にも同エリアの設計業務を委託する見通しとなっている。

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