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群馬県沼田土木事務所

戸鹿野橋で工事用道路整備

2023/01/19 群馬建設新聞

県沼田土木事務所は、沼田市新町地内に架かる戸鹿野橋の架け替え工事を計画している。2022年度は、工事用道路の整備工事を3月ごろ一般競争入札で公告するとしている。

工事用道路は利根川の西側を走る国道17号に沿うかたちで整備を計画している。延長141m、幅員4m、564㎡で舗装を行う。舗装構成は路盤工が粒度調整砕石30-0、厚さ15㎝。表層は厚さ15㎝のコンクリート舗装とする。さらにひび割れ防止を目的として、表層の中に幅3・8mの溶接金網を埋設する。加えて、ブロック積工事を延長15m、大型ブロック積工事を延長60m行う。工期は10カ月を見込んでいる。

新橋は現在の戸鹿野橋から150m下流側に架設を計画している。橋長87m、幅員13・25m、上部工は鋼単純アーチ補剛箱桁橋、下部工は逆T式橋台2基となる。車道部分は6mで2車線、片側に歩道2・5m、排水桝を有する。

旧橋は1935年に架設された鋼ワーレントラス橋。老朽化が進んでいることや、幅員が5・5mと狭く車のすれ違いが困難であることや、重量14tの制限があり大型車が通行不可であったことから新橋に架け替える。新橋の架設が完了した後に旧橋を解体、2029年度までの完了を目指している。

17年度に橋梁予備設計と用地測量業務を発注。予備設計は大日本コンサルタント(東京都千代田区)、用地測量業務は技研コンサル(前橋市)が担当した。18年度より事業着手し地元説明会を実施。22年度は技研コンサルが県道迂回路用地測量調査、橋梁の設計を大日本コンサルタントが担当した。

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