【入札ネット】北陸地方整備局は、一括審査方式で公告したWTO対象の朝日温海道路11号トンネルその2工事と鷹ノ巣道路1号トンネル工事の一般競争入札を開札した結果、朝日温海道路11号トンネルその2工事は38億7795万円で西松建設・加賀田組JV。鷹ノ巣1号トンネル工事は安藤ハザマ・植木組JVが32億4970万円で落札した(1月20日落札決定)。
朝日温海道路11号トンネル工事の予定価格は42億1513万円、調査基準価格が38億7791万円。鷹ノ巣1号トンネル工事は予定価格が35億3014万円。調査基準価は32億4772万円だった。
朝日温海11号トンネルその2工事の工事概要は、トンネル工(NATM掘削・支保) 789m、覆工・防水工 87m、インバート工 789m、坑内付帯工、仮設工一式。
工期には1160日間を予定する。
同トンネルは村上市堀之内地先~中浜地先までの全長2201m。新潟側の1015mについては2020年12月から大成建設・岩田地崎建設JVの施工で掘削工事を進めている。
鷹ノ巣道路1号トンネルの工事概要は、トンネル工(NATM掘削・支保) 759m、覆工・防水工 174m、インバート工 721m、坑内付帯工、仮設工一式。
関川村下川口~片貝を結ぶ新潟山形南部連絡道路の一部を構成する鷹ノ巣道路(延長約5km)の関川村下川口~大内渕間に整備する。
工期は、始期から1000日間(ただし23年 3 月 31 日(工事開始期限)までに工事を開始すること。なお工事の開始とは工事の始期をいう。)
2件の工事では一括審査方式(複数名申請)を試行。20者から参加申請があり、19社が参加した。
主な参加資格は、土木1200点以上。2007年度以降に元請として完成したNATM工法による内空断面積(覆工後の内空断面積(代表値))50㎡以上、施工延長(掘削かつ覆工)が 600㎡ 以上のトンネル工事の実績がある者など。
施工体制確認型総合評価方式(技術提案S型)および1次審査の上位15社程度による段階選抜方式の試行工事。