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群馬県前橋土木事務所

前橋土木が前橋玉村線で道路改良工3件

2023/01/27 群馬建設新聞


県前橋土木事務所は主要地方道前橋玉村線バイパス朝倉工区について、2月上旬にも3件の道路改良工事を発注する。事業区間の北側1200mを3分割し、同時期に条件付き一般競争入札を公告。路床の安定処理や下層路盤などを実施する。追って、年度内に上層路盤から表層までを仕上げる舗装工事を同じく3分離で公告する考え。

朝倉工区全体2800mのうち、事業区間の北側、前橋市の都市計画道路江田天川大島線から前橋赤十字病院の南側までの1200mが施工区間となる。全幅25mで両側に3・5mの歩道を有する。中央分離帯はゼブラ帯を含み約4m。設計は三陽技術コンサルタンツ(前橋市)がまとめた。

同区間1200mを400m程度で3分割して、道路改良工を発注する。各工事の概要には路床安定処理工や下層路盤工、中央分離帯の設置などが盛り込まれる。道路改良工は、分割17~19号としての位置付け。いずれも工種を土木一式工事とし、フレックス制で9カ月の工期を見込む。同事務所管内に本店を有することを条件とする見通し。2月上旬までに公告する考えで、最終調整を進めている。

同区間1200mを対象とする舗装工事は年度内の開札を目指して発注する。2月下旬から3月上旬に掛けて、条件付き一般競争入札を行う見通し。上層路盤から基層、表層までを仕上げる。路面標示などを盛り込むかは検討中としている。

2023年度以降も引き続き用地買収に取り組み、現地の状況などを考慮して改良工事を進める。27年度の事業完了に向けて、着実に事業進捗を図る。

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