県は、県有施設のLED照明機器の整備を進める。整備に当たっては県の12月補正予算で事業費を計上しており、近く実施設計業務を複数に分けた形で、指名競争入札を執行する。
県内に既存する知事部局所管の出先機関庁舎などを対象とし、建物の内部に備わる蛍光灯の照明器具を順次LED化を推進するもの。
近く入札を執行する実施設計業務では、対象施設が県内の複数箇所に点在するため、県内の北部や南部、峡東、富士・東部の各エリアごとに分けて発注する見通しだ。
設計業務は次年度繰り越しで進めて、成果品の納品は約5カ月間を見込んでいる。工事着手は、設計業務の進捗をみながらの発注となる。
県では、国が掲げる脱炭素化の実現に対する取り組みの一環として、照明機器のLED化を実施していく。本年度には県庁舎においてLED化を進めている。
事業費は12月補正予算に地球環境問題対策費として3341万7000円を盛り込んだ。