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群馬県桐生森林事務所

浅原地内で開設工事を進捗

2023/02/01 群馬建設新聞

県桐生森林事務所は森林環境保全整備事業(森林資源循環利用林道整備事業)として、みどり市大間々町浅原地内の林業専用道浅原線で開設工事を進めており、2月ごろに延長240mの工事を指名競争入札で発注する。工事内容は延長約240m、幅員3・6m、切土工(土工)4110立方m、盛土工429立方m、路盤工(路面工)990・2㎡、擁壁工110m、擁壁工(簡易鋼製擁壁工)110m、防護施設工(ガードレール工)127・0m、標識工(標識工)3枚、排水施設工2カ所となる。

浅原線は総延長約540mの計画。みどり市大間々町浅原地内の林道塩沢小平線との接続点の終点から着手し、桐生市黒保根町八木原地内で群馬森林管理署が開設する国有林道へ接続させる。20~23年度の4カ年で工事を進める。

これまでに300mで開設を完了している。林道自動車道第2種2級規格で整備するため、車道幅員3m、路肩0・3mを予定している。路面は敷砂利とし、急勾配箇所のみ洗掘防止でコンクリートを打設する。

初年度の20年度は、起点部から100m程度を開設。貴船工業(みどり市)が施工を手掛けた。21年度は法面緑化工事を国土防災技術(東京都港区)、22年度は貴船工業が約200mで開設工事を行った。測量調査業務は群馬県森林・緑整備基金(榛東村)が担当した。

開設工の目的は周辺で産出した木材の、わたらせ森林組合地域材加工センター(みどり市東町荻原30-2)への搬入円滑化で、地場産業の振興につなげる。

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