藤岡市(新井雅博市長)は15日、2023年度当初予算案を発表した。複合施設建設事業に建設工事費17億1144万2000円、周辺道路工事費には9405万7000円を計上した。新火葬場建設事業については1億6823万1000円を盛り込んだ。このほか、森本郷線詳細設計へ2530万円、観光農園団地プロジェクト事業に7533万円、烏川大橋耐震補強工事については、2億7300万円を計上した。
会見で新井市長は「複合施設や新火葬場建設事業に着手できることをうれしく思っている」と話した。一般会計の総額は279億8000万円で前年度比8・4%増とした。普通建設事業費は前年度比32%増の46億7168万6000円(構成比16・7%)となる。
複合施設は藤岡942-1の敷地約1・4haに新設。1棟に保健センター、ホール、図書館、プレイルームを集約する。総事業費は約63億円を試算している。
新施設は平屋で、床面積は5300㎡を想定する。23年秋ごろから周辺道路整備工事と建設工事に順次着手し、25年度上半期の完成に向け工事を進める。オープンは10月を予定している。現在、佐藤総合計画(東京都墨田区)が実施設計を進めているところ。
複合施設周辺道路整備は8路線で計画。このうち新設するのは、主要地方道藤岡本庄線と接続し石田屋藤岡店(藤岡936-6)の北側を通る道路(幅員5m)と、同新設道路と接続し北に延びる道路(幅員4m)の2路線。拡幅を計画する周辺道路については敷地南側に位置し、藤岡本庄線から接続して敷地に沿って東西に延びる道路は幅員7mで計画。歩道整備は複合施設建設に当たり整備する利用者駐車場から複合施設へ向かう2路線を対象に行う。
新火葬場建設は中栗須145-2ほか2筆の敷地3233㎡に建設。RC造一部S造平屋、床面積は車寄せに設置する庇部分含め約1555㎡の規模となる。火葬炉は4基設置する。基本設計は桂設計(東京都新宿区)が受注している。23年度は建設用地と第2駐車場に挟まれた位置を西から東に向かって流れている西部都市下水路の改修工事や新火葬場建設実施設計などに着手。24年度に建設工事、25年度は建設工事と外構工事を行う。26年度については旧火葬場解体工事を位置付けている。
森本郷線は詳細設計に着手する。同線は北藤岡駅周辺土地区画整理事業で整備している立石地内の北藤岡駅前通り線を起点に小野中学校(立石407)の東側を南下し、さらに県立藤岡中央高校東側を抜けて中栗須地内の市道2481号線に接続させる。途中、高架となっている上信越自動車道やJR上越新幹線の線路下を通る。820m区間を対象に拡幅および一部新設工事を進めていく。24~26年度の3カ年で用地買収と埋蔵文化財調査を行い、27年度の工事着手、29年度末までの供用開始を目指す。
観光農園は藤岡インターチェンジ周辺地域の約2~3ha区域に整備する。複数の経営体による観光農園のほか、トイレや休憩所などを備えた情報館や共同駐車場などを設置。情報館や駐車場は市が敷地造成などの整備を行う方針。観光農園は経営体が運営する。23年度は情報館建設に向けた実施設計や駐車場用地の買収などを行う。
烏川大橋耐震補強はA2橋台とP3橋脚の落橋防止システムの設置や支承部の補強のほか、フランジ上面や伸縮装置の補修を行う。このほか、P2とP3で沓座モルタル補修も実施する。同橋は1979年度に完成した関越自動車道の側道橋で、橋長411・3m、幅員9・05mの規模。上部工の形式は2径間と3径間の連続箱桁橋、下部工は柱式橋脚4基となっている。
このほか、6橋の改修に向けた橋梁測量設計に1450万円、旧と畜場解体工事には9471万円を計上。旧と畜場解(小林1094-1)の解体工事は本館棟、管理棟、業者控室、汚水浄化槽、ポンプ室などを対象に行う。
















