土浦市(安藤真理子市長)は17日、2023年度当初予算案を明らかにした。橋梁耐震対策・長寿命化修繕事業には6億4836万2000円、川口運動公園整備に3億170万円、上大津地区統合小事業は1億236万9000円などを充てる。ほか、インターチェンジ(IC)周辺地区土地利用促進事業では8946万3000円、つくばエクスプレス延伸波及効果調査に330万円を盛り込んだ。投資的経費は11億3086万2000円で、前年度比32%の増。
一般会計では552億8000万円で前年度比5%の増となる。普通建設費は前年度比32%の増で、木田余神立線の道路改良工事開始や橋梁耐震対策事業推進などが主な要因。
橋梁耐震・長寿命化では桜川3号線の設計に6168万7000円を計上。また、常磐線3号橋架替JR工事委託などに4億3988万8000円を投じる。
川口運動公園は老朽化
が進む野球場のスコアボードをLED方式スコアボードに改修。野球場ダグアウト床材補修も実施する。
上大津地区統合小では、建設候補地の見直しに伴う用地取得費9540万円を措置。また校舎整備基本・実施設計についてはプロポーザル方式を採用する。
IC周辺地区土地利用は事業化検討調査委託料8310万5000万円を付け、基礎的な調査や事業採算性の検討を進める。スマートIC整備事業は設置検討調査等委託料に704万円を盛った。
TX延伸事業では、延伸による効果を検証するとともに、波及・誘導効果の方策を検討する。
ほか、木田余神立線街路事業(Ⅱ期)に4億7973万6000円、乙戸沼公園遊具更新に4930万2000円、中心市街地活性化基本計画策定で669万3000円、一式住宅利活用構想などに509万9000円などを計上した。
下水道事業は74億9154万6000円で前年度比3・7%の増。未整備地区への管渠敷設推進による増額。水道事業は46億4586万5000円。前年度比1・5%の増。木田余ポンプ場へのポンプ設置や神立菅谷幹線整備事業を推進する。