文部科学省、農林水産省、国土交通省は15日、山形県新庄市と長野県上田市の歴史まちづくり計画について認定式を行い、両市長へ古川康国土交通大臣政務官が認定証を手渡した。歴史的建造物の保存活用、周辺での環境整備をはじめ、歴史的風致の維持・向上を図る事業の展開が位置付けられている。
新庄市の歴史的風致維持向上計画は、市内に残る歴史的建造物の保存活用に関する事業や、その周辺の環境整備に関する事業、地域のまつりや伝統行事などの担い手の育成・確保や、学校教育、社会教育を通した歴史的風致の認識向上、地域資源や歴史文化を活用した観光振興に関する事業等を歴史的風致の維持および向上に向け、歴史まちづくりを推進する。
上田市の歴史的風致維持向上計画は、市内に残る歴史的建造物の保存・活用に関する事業や道路の美装化、歴史文化を活かした観光振興事業等を位置付け、歴史的風致の維持と向上を図っていく。
なお、今回の2市の認定により、認定都市数は90市町となった。