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群馬県館林土木事務所

県館林土木事務所は東小泉工区で電線共同溝

2023/02/21 群馬建設新聞

県館林土木事務所は、2022度の補正対応として、一般県道綿貫篠塚線(県道142号)東小泉工区の電線共同溝敷設整備を推進するため、近く一般競争入札で公告予定。今回の工事は、アベイルから西へ約260mの道路南側を施工する。

工事内容は電力管、共用FA管、ボディ管等を歩道下へ敷設し、特殊部4カ所を設置するもの。施工予定区間には、φ50㎜の水道管が埋設されていたが、管理者である群馬東部水道企業団により移設を完了している。

全体事業区間は、主要地方道足利千代田線との横町交差点から東へ進んだ東小泉駅入口交差点までの約900m。18年度に事業着手し、20年度までに植栽撤去、南側での水道管を移設。21年度に南側で本体工事に着手し、これまでに400mを整備。22年度には約200mの区間を施工している。今回の工事で東小泉駅入口交差点周辺部を除き南側区間の整備を完了する予定。北側の着手は、水道管(φ200㎜)移設完了後の23年度を予定しており、県土整備プランで25年の事業完了を目指すと定めている。

現況幅員は全幅15m。幅員構成は車道部6・5m、路肩1・25m×2、両側に整備されているマウンドアップ型歩道部は幅員2m、植栽帯1・0mとなっている。なお、交差点部は右折レーンを含む車道部が8m、路肩1m。この区間の電線共同溝は、φ100mmの高圧と低圧の電力管とφ150mmの通信管、メンテナンス管および地上機器22基で構成される。共同溝および歩道の詳細設計はコイデ(前橋市)が担当した。

同路線は、県の第二次緊急輸送道路で、高崎市と邑楽町を結ぶ幹線道路となる。電柱倒壊による道路閉塞を防ぐために、電線共同溝による無電柱化を計画。これまでに東武小泉線西小泉駅前の上小泉歩道橋から東、横町交差点までの約900mの区間が完成している。

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