魚沼市(内田幹夫市長)は22日、新年度当初予算案を発表した。養護老人ホーム南山荘建築基本設計・高齢者福祉施設環境改善へ4700万円、新ごみ処理施設基本構想策定で857万円、生涯学習センター建設事業で2カ年の継続費24億1700万円を設定した。一般会計は前年度比6・9%増加の332億6700万円、普通建設事業費は大型事業の計上により同比42・7%増の57億6895万7000円となった。
◎生涯センターへ24億
移転改築する南山荘は、建築基本設計に着手するほか、堀之内特別養護老人ホームの改修設計に取り組む。高齢者福祉施設管理事業で測量調査設計に1億545万9000円を新規計上する。
生涯学習センター建設事業は23年度に7億9840万円、24年度は16億1860万円を配分し24億1700万円の継続費を設定。
このほか四日町排水ポンプ場設備工事など計8事業で継続費を設定する(2月22日付1面参照)。
新ごみ処理施設整備基本構想の策定に向け857万円を計上、エコプラント魚沼の延命化も図りながら新たな処理施設整備の構想を固める。
その他観光施設管理事業には総額13億364万2000円を予算化。うち工事請負費に8億5005万1000円を充当し▽ふれあい交流センターこまみ機械設備改修・設計監理▽旧堀之内庁舎改修・監理▽羽川荘解体撤去・監理▽青雲館解体撤去・監理▽薬師スキー場ペアリフト建設・用地測量▽ハーブ公園ウッドデッキ取換▽銀山平キャンプ場吊り橋欄干改修▽深雪の里公衆トイレ改修▽小出スキー場第1ペアリフト制御装置更新▽須原スキー場高圧受電設備更新▽ゲレンデ整備車購入―などを計画する。
【写真=内田市長】