甘楽町（茂原荘一町長）は３日、２０２３年度当初予算案を示した。小幡周遊拠点駐車場整備など公園整備事業へ７７１０万円、３橋の橋梁維持補修事業に６０７０万円、多世代サポートセンター空調設備改修工事には４７００万円を盛り込んだ。

一般会計の総額は前年度比０・９％増の65億３０００万円。普通建設事業費は15億３２２０万円で、前年度比９％の減となった。

公園整備事業では小幡周遊拠点駐車場整備（甘楽ふるさと館駐車場）、公園周辺遊歩道整備工事をはじめ、旧小幡幼稚園（小幡８４６）の園舎とプールを解体して公園整備工事を行う。

橋梁維持補修事業は台持橋、下神田橋、竹本橋の３橋を対象に補修工事を実施するもの。台持橋は町道几越、片角線の橋梁で橋長は14・46ｍとしている。町道神田、北金井線の下神田橋は橋長13・97ｍ。町道杓子、竹本２号線の竹本橋については橋長11・31ｍとなっている。

多世代サポートセンター空調設備改修工事は、デイサービスセンターやおたっしゃ会ホールなどでエアコンの設置を計画する。

中道第２工業団地造成事業は、造成工事完了後に土地開発公社から用地を購入し、進出企業へ売却する。

このほか、町道整備事業へ２億２３３８万７０００円、小規模土地改良工事には１７５０万円を計上している。