県住宅課は、2023年度の整備予定箇所を明らかにした。都和アパート18号棟(土浦市)と桜川西アパート105・106号棟(水戸市)の建て替えに着手。いずれも23年度に工事発注し、2カ年で進める。小野崎アパート(つくば市)ほか13団地・594戸では、長寿命化工事を実施。外壁改修や屋根改修などを計画する。そのほか、宮前アパート(ひたちなか市)ほか2団地を対象にエレベーター改修を行っていく。
建て替える都和アパート18号棟は、RC造4階建て、住戸数16戸で計画。限度額3億8500万円の債務負担行為(24年度)を組む。桜川西アパートが105・106号棟を建設。RC造4階建て、戸数32戸、建築面積657㎡、延べ床面積1919㎡。駐輪場(アルミ造平屋、床面積40㎡)の建設も見込む。いずれもエイプラスデザイン(水戸市)が、実施設計をまとめた。過去の赤塚アパートの入札条件を見ると、水戸土木管内に本店を有する建築S・A等級の企業で、元請け施工竣工実績などを求めている。
長寿命化工事を行う14団地・594戸は▽双葉台▽赤塚▽関本▽柴田第二▽ひたちなか▽百合が丘▽明星▽牛堀▽北竜台▽小野崎▽下妻▽会神原▽見和▽桜ヶ丘-が対象となっている。
北竜台アパートは3号棟と4号棟を長寿命化。規模について、3号棟がPC造3階建て、建築面積320・52㎡、延べ床面積869・64㎡。4号棟はPC造3階建て、建築面積160・26㎡、延べ床面積434・82㎡を有する。
ひたちなかアパートでは3号棟と4号棟を対象とする。3号棟がRC造4階建て、建築面積304㎡、延べ床面積800・90㎡。4号棟に関してはRC造6階建て、建築面積473・10㎡、延べ床面積2447・80㎡で構成。
赤塚アパートは6号棟と7号棟。6号棟がRC造5階建て、建築面積116・46㎡、延べ床面積541・10㎡。7号棟ではRC造5階建て、建築面積232・92㎡、延べ床面積1082・20㎡となっている。
そのほか、エレベーター改修工事が見和・高鈴・宮前を対象に4基を更新する。