小菅村(舩木直美村長)は新年度予算を公表した。宿泊施設および道の駅の改修に関連した委託費計2840万円、工事費計2億6500万円を計上。詳しい整備内容の検討から始める。このほか移住者向けのアパート建設費、アクティビティ整備費などを盛った。
宿泊施設の改修では、村が取得した旧宿泊施設「かどや旅館」を移住体験施設にリニューアルするもの。新年度から詳細な設計を進め早期着工を目指す。工事費として2億1500万円を本予算で確保した。道の駅の改修は物産館をリニューアルするもの。新年度に設計を固め、早期着工を目指す。工事費として約5000万円を計上した。また両施設改修に伴う備品購入費1100万円も盛った。
移住者向けアパートは、1ルーム4戸を整備する予定。設計などの委託費183万円、工事費4655万円を計上した。同村では移住者増に伴い近年同様のアパートを新築しており、今回で3棟目となる。
地方創生事業では本年度に続き、マウンテンバイク用のコースや森林アクティビティ、ドローンを活用した物流拠点施設の整備を行う。関連した委託費として2750万円、工事費1400万円を計上した。
このほかの主な予算は◇林業関連の委託費582万円、工事費1350万円◇道路維持関連の工事費1730万円◇消火栓更新1064万円。