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関東土地改良測量設計技術協会埼玉県部会が総会

2023/04/04 埼玉建設新聞

 関東土地改良測量設計技術協会埼玉県部会(山本正直県部会長)は3月31日、2023年度定時総会をさいたま市内の東晶大飯店大宮店で開き、23年度の事業計画を承認した。

 あいさつで山本県部会長は「県部会は設立5周年を迎えたことから、昨年7月に地域貢献記念事業として、羽生領島中領排水路土地改良区敷地内に、公共一級基準点の寄贈を行うことができた。今後も皆さまの期待に沿えるよう、会の運営や事業を理事はじめ会員皆さまと話し合いながら進めていきたい」と協力を呼びかけた。

 続いて多数招かれた来賓から、土地改良測量設計技術協会技監の野原弘彦氏、埼玉県土地改良事業団体連合会の大図早孝常務理事、関東土地改良測量設計技術協会の池盛孝会長が祝辞を送った。その中で野原技監は「当会総会員の中で埼玉県部会が占める割合が高く、名実ともに協会の運営に重要な役割を果たしている」と述べ、埼玉県部会の活動を高く評価するとともに、引き続き協力を求めた。また同会が昨年、新たに設けた資格制度「ため池管理保全技士」について「今回初めての試験だったが、400人近くの方に受けていただき、340人が合格された。ため池の数は多いので、来年度以降も多くの方に受験してほしい」と今後の展開に期待した。総会には、新藤金日子参議院議員、宮崎雅夫参議院議員の秘書も出席。宮崎議員の祝辞が代読された。

 議事に移り、22年度の事業や収支が報告された後、23年度の事業計画と収支予算案が原案通りに承認された。23年度事業計画では、埼玉県農林部や県内事業所への提案活動や研修会を計画。4月27日には個人情報管理士試験を大宮市民会館レイボックホールで35人が参加して行われる予定だ。


写真=あいさつする山本県部会長

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