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投資額約120億円 五泉新潟工場を増強へ/デンカ

2023/04/14 新潟建設新聞

 【五泉市】デンカ(今井俊夫代表取締役、東京都中央区)は、がん治療用ウイルス「G47Δ」の事業基盤の強化と将来を見据えた供給力増強を目的に、約120億円の戦略投資を行うことを発表した。

 ヘルスケア分野の中核拠点である五泉事業所に新たな製造施設を設置し製造設備の増強を行うとともに、既存製造棟建屋の改修も進める。

第1期の竣工は2025年度末、第2期の竣工は27年度の下期を見込んでいる。

 同社は23~30 年度の 8カ年を対象とした経営計画「Mission 2030」において、ヘルスケア分野で700億円の戦略投資枠を定め、今回の投資はその中でも中核の 1 つと位置付け整備を進める方針。

 なお現在、五泉事業所鏡他工場では、抗原検査キットを含む検査試薬製品の生産能力増強等を図るため、製造棟の建設を進めている。施工は大成建設が担当。規模は地上4階建て、延べ床面積1万4164・28㎡。

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