越谷県土整備事務所は、中川に架かる県道越谷流山線・吉川橋(都計道越谷吉川線)の架け替え事業に関し都市計画変更手続きが年度内に完了する見通しから、18年度より用地買収および詳細設計を順次行っていく考え。予備設計は、近代設計埼玉営業所(さいたま市、電話048-648-6462)が、3月納期で作業を進めている。架設位置は、現況上流側とされる。
新橋規模は、橋長約270m(渡河部200m、吉川市側取付部70m)。幅員は、都市計画に合わせ25mとする。吉川市側に取付橋を設置するため、副道整備の幅員が必要となるため、都市計画変更手続きを進めている。
新橋の形式、上・下部構造などは、予備設計で比較検討、経済性なども勘案し、固める。
現橋は、橋長約156m。車道橋と歩道橋に分かれている。上流側の車道橋は、幅員5・5m、16径間単純RCT桁橋、下流側の歩道橋は、幅員1・5mの8径間鋼床版鈑桁橋。
同橋梁の架け替えは、昭和8年に架設された現橋の老朽・狭あい化に加え、国土交通省江戸川河川事務所が進める、中川河川改修事業により、右岸の越谷市側が50m近く引堤となることからも、早期の対応が求められている。
















