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群馬県みどり市

みどり市はサンレイク草木で設計業務推進

2023/04/18 群馬建設新聞

みどり市は2026年度中の開館を目指しているサンレイク草木(東町草木1654-1)について、23年度は基本設計および実施設計業務を実施する。5月ごろにプロポーザル方式も視野に委託方法を検討しており、準備を進めている状況。当初予算で詳細設計業務委託料とし、5900万円を計上している。

サンレイク草木の既存施設は老朽化が著しく、利用者数などが低迷しているために、現在地に建て替え、新たな宿泊施設の開業を進めている。新施設は日々の喧騒から離れ、草木湖などの活用なども検討。主に若い女性をターゲットとして定めている。

解体工事および建設工事は24年度の着手を目指しており、25年度も建設工事は継続。26年度の開館を目指して事業を進めていく。

22年度は基本計画策定業務を実施し、オープンハウス群馬(東京都千代田区)が策定した。大型連休明けをめどに、公開される見通し。

なお、既存施設の解体設計業務の委託も23年度に予定しており、基本設計および実施設計業務の中に含めるかどうかは検討中としている。

サンレイク草木はRC造3階建て、延べ床面積3678㎡。国民宿舎として1981年に旧館が完成し、開館。新館は89年に整備された。客室は26室で定員は110人となる。この他、大浴場、露天風呂、レストラン、売店、大広間なども整備されていた。屋外にはバーベキューハウスを配置。グラウンドゴルフ場は9274㎡の面積となる。

既存施設敷地内での建て替えを計画するため、2022年度末に閉館となった。解体工事は一部で実施する方針で、詳細については解体設計の中で決定する。

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