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県文化振興課 文化施設維持整備で 館林美術館照明LED化

2023/04/22 群馬建設新聞

県文化振興課は文化施設維持整備として、館林美術館(館林市日向町2003)と土屋文明記念文学館(高崎市保渡田町2000)で照明のLED化を計画。このうち、館林美術館での更新工事を早期で発注したい考え。発注手続きは財産有効活用課からとなる見込みで、入札方式について調整を進めている段階となる。工事費には当初予算で確保した1億1340万5000円の一部を充てる。

同美術館は2000年11月に竣工。敷地1万9219㎡に、RC造2階建て、延べ床面積6477・5㎡の本館と、同じく2階建て、延べ床面積378・97㎡の別館で構成。館内には展示室を4室備えている他、レストランやミュージアムショップなどが設置されている。

全館を対象にLED化工事を計画しており、本年度の予算で対象としているのは展示室2室となる。今後、残りの照明についても更新工事を行う見込み。

土屋文明記念文学館は1995年に竣工したRC造2階建て、延べ床面積3170・93㎡の施設。LED化更新工事は展示室と研修室を対象に実施する。工事の発注時期や入札方式については現在、内部で調整を進めている段階。今回の工事でLED化の更新は終了となる。

なお、文化施設維持整備として確保した当初予算はこの他、県文化振興課が管理する◇近代美術館(高崎市綿貫町992-1)◇自然史博物館(富岡市上黒岩1674-1)◇歴史博物館(高崎市綿貫町992-1)◇県民会館◇かぶら文化ホール(富岡市富岡1460-1)-のいずれかで、設備系の修繕や更新、メンテナンスなど必要な工事に対して配分する。

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