記事

事業者
国土交通省

【3D都市モデル】データ整備約200都市へ拡大

2023/04/19 本社配信


 国土交通省は19日、3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化を推進するProject PLATEAUの2023年度プロジェクトを発表した。5つのテーマで約40件のプロジェクトを採択。地方公共団体は約50団体が参画し、データ整備範囲を約200都市に拡大させる考え。

 具体的な取り組み方針は▽エコシステムの構築▽データ整備の高度化・効率化▽ユースケースのベストプラクティス開発▽オープン・イノベーション創出▽地域の社会実装―の5テーマ。このうち地域の社会実装に関しては、都市空間情報デジタル基盤構築支援事業(PLATEAU補助金)を展開。48団体が参画し、60の新規整備、39の更新拡充を行う。また、ユースケース開発は104都市を予定している。

 なお、主な市町村のプロジェクトは▽宇都宮市=ウェブ版3次元ハザードマップの整備▽前橋市=都市構造等の可視化・解析▽さいたま市=総合交通分析を基にしたウォーカブル空間の創出▽新潟市=NIIGATA XR プロジェクト▽埼玉県熊谷市=暑さ対策スマートパッケージ事業―などが上がっている。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら