記事

事業者
群馬県前橋市

前橋市が群馬総社駅西口整備へ調整進める

2023/04/25 群馬建設新聞

前橋市は開設を計画しているJR群馬総社駅西口について、7月ごろにJRとの基本協定締結に向けて調整を進めている。締結後、西口駅舎と自由通路の基本設計が委託されることとなる。合わせて整備する駅前広場とアクセス道路は、市が整備することとなり、2023年度に基本設計委託を予定している。いずれも工事着手は28年度を見込んでおり、30年度の供用開始を目指す。

現在は東口のみがある状況で、整備案では西口側に駅事務所や改札など駅舎を設置、東西を結ぶ自由通路を新設するとしている。また、エレベーター4基の設置も想定している。駅舎および自由通路の基本設計は24年度に完了を予定。その後25~26年度に詳細設計をまとめ、28~29年度の施工を想定する。

あわせて整備する西口駅前広場と、アクセス道路となる都市計画道路群馬総社駅西口線は、市を主体として整備する。駅前広場は、約4300㎡にロータリーや公共交通の乗り場などの設置を計画。群馬総社駅西口線は、主要地方道前橋伊香保線吉岡バイパスから西口駅前広場まで約360mを幅員14mで整備する方針。

市が整備する道路と西口広場についても23~24年度に基本設計の作成を予定。設計委託料は今後の補正予算で確保したい考え。その後、25年度に詳細設計、26~27年度に用地買収、28年度ごろの着工を見込んでいる。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら