国土交通省は工事の品質向上を目的として、18年度より、工事の中間技術検査を2回とする。2月に、要綱を各整備局へ通達する。
工事の中間技術検査は、工期6か月以上の案件を対象に行っている。現行では、契約額1億円以上の場合で1回、2億円以上の場合は2回を原則としている。
18年度は、ごく簡易的な案件を除き、工期6か月以上の工事では2回の中間技術検査が義務化されることになる。
2回の中間技術検査実施は、昨年行われた国土交通省の工事監視官会議で決められたもの。同会議は本省担当者と各地方整備局の工事監視官で行っているもので、毎月1回程度のペースで開催している。