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(福)愛宕福祉会

10億余で国際総合計画 北区の木崎複合施設新築

2023/04/29 新潟建設新聞

 社会福祉法人愛宕福祉会(石崎昂一理事長、新潟市北区松潟1510)は4月28日、(仮称)北区木崎複合施設新築工事の一般競争入札を執行、その結果、10億3500万円で国際総合計画を落札者に決めた。予定価格には10億6500万円、最低制限価格に7億9875万円を設定(金額は全て税抜き)。入札には同社のほか、近藤組(佐渡市)・伊藤建設(佐渡市)JV、イワコンハウス新潟の計3者が参加した。



 今月に着工し、2024年3月31日の完成、同年4月のオープンを目指す。

 本入札は当初3月30日の開札を予定していたが、参加表明した全社が辞退したため不調となったことから参加要件を一部緩和し再公告し、このたび再入札となった。

 規模はS造4階建て、延べ床面積3519・56㎡、建築面積1216・48㎡。建物高さは15mとなる。

新施設は1階部分に障がい者就労継続支援B型事業所(定員20人)などをレイアウトし、2・3階部分に特定施設入居者生活介護施設(定員50人)、4階部分に2ユニット定員18人の認知症高齢者グループホームを設ける複合施設として整備する。

建設場所は、新潟市北区木崎794-1ほか地内の敷地2421・61㎡。

設計は、クレイズプラン(新潟市中央区)が担当した。

 なお、同法人は本年度に東区内で(仮称)大山台複合施設改築工事、西区内で(仮称)西区坂井複合施設新築工事も行う。

大山台複合施設改築工事(S造5階9402・26㎡)は、加賀田組・丸運建設・不二工務店JVが受注。西区坂井複合施設新築工事(S造3階2595・70㎡)は、植木組・近藤組(佐渡市)JVが施工を担当する。

【(仮称)北区木崎複合福祉施設完成パース】

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