さいたま市は、浦和南高校(南区辻6-5-31)の校舎改築などを想定したリフレッシュう工事の基本設計に着手する。予定工事費の現時点の見込みは62・4億円。実施設計を経て、2026年4月から工事の発注・施工を順次行い、31年2月ごろまでの全工事完了を見据える。
既設校舎の解体・改築、改修などを想定した建築・設備の基本設計を年度内にまとめる。敷地面積が3万6298㎡。対象施設の総延べ床面積は1万3634㎡。
基本計画の検討段階では、改築の候補箇所に1号棟(RC造3階建て、延べ床面積1939㎡)、3号棟(S造平屋、床面積1316㎡)、6号棟(S造2階建て、延べ床面積357㎡)を位置付けていた。
大規模改修は15号棟(RC造4階建て、延べ床面積3124㎡)、18号棟(S造平屋、床面積323㎡)、19号棟(RC造2階建て、延べ床面積1868㎡)で想定。長寿命化修繕についても2-1号棟(RC造4階建て、3439㎡)、2-2号棟(RC造4階建て、延べ床面積821㎡)、23号棟(RC造4階建て、延べ床面積742㎡)で検討している。
基本計画策定業務は松下設計(さいたま市、電話048-840-4118)が担当した。