かすみがうら市は、霞ケ浦庁舎の建設に向けて、審議会で話し合いを進めている。霞ケ浦町と千代田町が合併したことを受け、移転新築を計画しているもの。近く5回目の会合が開かれる予定。
同市は、昨年3月28日、霞ケ浦町と千代田町が合併して誕生。分庁舎方式により、旧霞ケ浦町役場を霞ケ浦庁舎、旧千代田町役場を千代田庁舎とし、千代田庁舎に管理部門を置いた。
このうち霞ケ浦庁舎は、付属施設を含む延べ約2500㎡の老朽化が著しいことから移転新築が計画されている。
平成15年ごろから霞ケ浦町庁舎建設審議会で検討審議されてきたが、合併を挟んであらためて話し合われており、現在までに4回の会合を終えた。近く、第5回の会合を開く方針。
審議会では、国道沿いの建設予定地の検討、機能面、施設規模、費用面などの話が進められている。
このうち施設規模は、総務省が定める庁舎の規模を基準に、無駄を省いた機能的な庁舎を考えていく。
一方、千代田庁舎については18年度に単年で増改築が予定されており、現在、(株)由波設計(土浦市中神立町)に委託して実施設計を策定している。工事費におよそ1億5000万円を見込んでいる。