新潟市の平成19年度からの政令指定都市移行後の区名等を審議する第12回新潟市行政区画審議会(会長=長谷川彰新潟大学学長)が20日に開催され、検討委員会から報告された「新潟市の行政区の名称」について審議した。
当日は、旧市町村名を区名に使用しないとした、検討委員会の報告について意見が集中。特に懸案となっている「新津」(5区)の名称の使用の可否について意見が分かれたことから、特例措置として今週開催する次回会合で新津地区と小須戸地区の地域審議会から代表者を呼び、直接意見を聞く機会を設ける方針が了承された。
その他の区名では、3区は「中央区」が相応しく、候補に入れるべき等の意見が挙がったことから、委員が追加したい区名等については、次回会合で改めて審議することになった。
審議会では、3月中の区名案答申を目指して、今後も数回会合を重ねる見通しだ。