全国特定法面保護協会北陸地方支部新潟(堀武夫理事長、会員16社)は17日、本年度の定時総会を新潟市中央区の新潟東映ホテルで開き、現場技術講習会の開催や技術先進地への視察・研修の実施などを盛り込んだ本年度の事業計画を報告した。
冒頭あいさつで堀理事長は、昨年には計7件の災害支援要請があり、発注者から会員の迅速な対応に感謝する言葉があったことを紹介。続けて「われわれの技術は、ただ施工するだけでなく現地の踏査から必要な調査、設計、恒久対策まで一連の流れを一気通貫で行っていることをPRしている。今後の要望活動に当たっては発注者に伝えることを徹底し、強みであることを訴えていただきたい」と要請。さらに「日々の研修会を通してスキルアップすることが、われわれの地位向上につながる」とした上で「力を合わせて協会がさらに発展することを祈念する」と呼び掛けた。
本年度の事業計画では、技術委員の先進技術の研修、視察を10月~11月に実施するほか、技術講習会の開催、法面レポートの作成・配布、県との意見交換会などを予定している。
【写真=堀理事長】