都市計画道路旭栄町線のアンダーパス部へ歩道新設を計画している高崎市街路課は、11年度から用地取得を進めており、その進捗状況にもよるが12年度からの施工が期待される。
既存するアンダーパスは、幅員が狭く車道部と歩道部が完全に分離されておらず、高崎駅の東西口を結ぶルートとして利用者も多く、以前から改善策が求められていた。その結果、現道北側(前橋方面)へ幅員四mの歩行者系道路を設けることとした。延長は、取付部を含めて約二〇〇mとなり、掘削工法は、軌条桁工法を採用する。
また、北側にあるJR貨物の所有地を払い下げてJR軌道と並行して駅に至る歩行者道整備も計画、同線からもアンダーパスに出入りできるようにする。工事は、JRに委託する予定で締結は工事実施年度となる。