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最大出力42万kw28基想定 SSEパシフィコが村上・胎内沖に洋上風力発電

2023/05/24 新潟建設新聞

 SSEパシフィコ(マイク・シートン代表取締役、 東京都港区六本木3-2―1六本木グランドタワー)は、村上市・胎内市沖で洋上風力発電事業を計画する。(仮称)村上市及び胎内市沖洋上風力発電事業の計画段階環境配慮書の縦覧を22日から開始した。

 計画によると、最大出力42万kwを想定。単機出力は1万4000~1万8000kw級で最大28基(単機出力1万4000kwの場合)を設ける。

事業実施想定区域の面積は約90・7k㎡でうち風力発電機設置区域は約37・3k㎡となる。

 発電設備等の構造は、水平軸の3枚翼のプロペラ型風力発電機の採用を予定。ローターの直系は最大270m。ハブの高さは最大190mとなる。

また、基礎構造については現時点では着床式(モノパイル式、重力式、ジャケット式)を検討している。

 工事は、基礎工事、風力発電機設置工事(輸送・組み立て含む)、電気工事(海底・陸上ケーブル敷設など)を見込む。

 工事期間は、着工からおよそ2~3年を予定しているが、工事開始時期や運転開始時期については現在のところ検討中としている。

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