上越市がこのほど策定した「上越市一般廃棄物処理基本計画」(案)が明らかになった。計画期間は平成18~27年度。主な施設整備計画としては、ごみ処理基本計画においてクリーンセンターの施設更新、新規最終処分場の整備等が盛り込まれている。
主な内容は次の通り。
[ごみ処理基本計画]
▽処理の目標=平成27年度までにごみ排出量を10%、最終処分量を50%削減するとともに、家庭系ごみの資源化率を50%にする
▽中間処理計画=第1クリーンセンター及び第2クリーンセンターについて、平成28年度供用をメドに施設の更新を行う(平成22~24年度=環境アセス、平成25~27年度=施設建設、平成28年度=運転開始)。更新に際しては、廃棄物発電設備等の設置についても検討する
▽最終処分計画=適正な処理体制維持のため、新規最終処分場を整備する。整備にあたっては、最終処分量の削減を見込んだ上で適正な施設規模を検討するとともに、遮水工や浸出水処理施設を設置し、環境に配慮した安全性の高い施設とする
[生活排水処理基本計画]
▽処理の目標=平成27年度における生活排水処理率を94・0%にする
▽公共下水道=平成33年の整備完了を目指す。また、終末処理場の適正な管理、必要に応じた中継施設の設置及び管渠施設の更新等の検討を行う
▽農業集落排水施設=平成19年度までに津有北部諏訪・北諏訪第2・牧区中央地区について整備