埼玉県建設業協会の2023年度定時総会が23日、さいたま市内のロイヤルパインズホテル浦和で開かれ、任期満了に伴う理事・監事の役員改選では、新たな会長に小川貢三郎氏が選任された。
祝意に駆け付けた県土整備部建設管理課の木村暢宏課長は、「社会資本整備は未来への投資であり、公共事業を切れ目なく継続することで、県民の安全安心と県内経済を支えていくことがわれわれの使命。この重要な責務を果たしていくためには協会のお力添えが不可欠。これからも本県の未来を築く大黒柱として子活躍を」と、今後も変わらぬ協力を求めた。
続いて審議に移り、上程議案を原案通りに承認した。そのうち理事・監事の選任については、各支部・関連団体から推薦のあった理事52人と監事6人の選任案が全会一致で承認され、その後の理事会で正副会長、常任理事、専務理事が選出された。会長を退任する伊田前会長は「皆さまのご協力をいただき、何とか無事に2期4年務めさせていただいた。この間、コロナや19号台風、豚コレラなど多々あったが、協会皆さまが地域の守り手として協会の存在価値を高めていただいた。今後は新会長を中心に変化の時代をチャンスに変え発展してほしい」と期待した。
なお、本年度の事業計画については将来の担い手確保・育成対策の推進をはじめ、働き方改革への対応や生産性および技術力の向上、SDGsへの取り組みなどを重点目標に据え、これらの達成に向け、積極的に事業活動を展開していく。
新役員体制は次の通り。※敬称略
▽会長=小川貢三郎(北埼支部・小川工業)
▽副会長=島村健(比企支部・島村工業)、中原誠(さいたま支部・中原建設)、関根信次(さいたま支部長・ユーディケー)、関根勇治(川越支部長・初雁興業)、真下敏明(児玉支部・真下建設)、古郡栄一(大里支部・古郡建設)
▽常任理事(支部長)=島田賢一(さいたま支部・島田建設工業)、水久保幸之助(朝霞支部・五島工業)、矢部利人(北本支部・丸和工業)、関根勇治(川越支部・初雁興業)、宮崎正文(飯能支部・宮崎土建工業所)、楢﨑亘(比企支部・伊田テクノス)、齊藤公志郎(秩父支部・斎藤組)、真下敏明(児玉支部・真下建設)、古郡栄一(大里支部・古郡建設)、渡辺勝弘(北埼支部・渡辺工務店)、星野守男(杉戸支部・星野組)、中島美三郎(越谷支部・池中建設)
▽専務理事=磯田和彦(協会事務局)
▽常任顧問=伊田登喜三郎(伊田テクノス)
▽顧問=星野博之(関口工業)、古郡一成(古郡建設)
▽相談役=中里健寿(中里組)、齊藤公志郎(斎藤組)